カナダ Corel Corporation(日本:コーレル株式会社、港区)は2018年2月14日、人気動画編集ソフト「Corel VideoStudio」(コーレル ビデオスタジオ)の最新版 2018 を発表、ダウンロード発売を開始しました。パッケージ版の発売日は3月16日です。
今回は4種類の発売でラインナップは以下の通り。
・基本機能のみのシンプル版「VideoStudio 2018」
・360度ビデオ、広角レンズ補正対応「VideoStudio Pro 2018」
・膨大な映像効果や3Dタイトル等が追加「VideoStudio Ultimate 2018」
・Blu-ray出力機能やPaintshopPro、WinDVDが同梱「VideoStudio Suite」
ノーマル、Pro、Ultimate共通新機能
全体のUIの見直し、再構築
- オプションパネルが切り離し可能に
- タイムラインの縦幅が自由になり、サムネイルサイズが大きくできるようになった
- X4以降搭載されていた、無料テンプレートが「ようこそ」に登場
- プレビュー画面上で映像のトリミングが可能に【!】
- オーバーレイに載せた動画などの整列機能【!】
- 新「パン&ズーム」で1080、720などサイズ選択が可能に【!】
- 「分割画面」テンプレートで、動画や画像をはめ込むことが可能に【!】
Pro、Ultimate共通新機能
360度カメラ対応強化
- 360度映像プレビューが可能に【POINT!】
- 「標準から360度へ」が強化、安定性が向上
アクションカメラ・広角レンズの歪み補正機能搭載【POINT!】
Ultimateのみ
- 3Dタイトルエディター【New!】
- 分割画面テンプレートクリエーター【New!】
- マスククリエーター
- NewBlue Titler Pro 5 【New!】
- proDAD Adorage Effects Package 9【New!】
- Boris Title Studio (64bit only)
- NewBlue FX Essentials IV
- NewBlue FX Essentials Vll
- NewBlue FX Motion Effects
- NewBlue FX Background Generator
- NewBlue FX ColorFast
- proDAD Mercalli SE
- proDAD VitaScene LE
- proDAD RotoPen
- proDAD HandScript Animation
- Boris Graffiti 6
【ここが良い!】
①整列しやすいのが本当に嬉しい
オーバーレイをドラッグする際、他の動画や画像に対してのガイドラインが表示され吸着できるようになったので、ピッタリ合わせたりデザインすることができるようになりました。
赤い点線は、表示されているガイドライン
②画面分割も搭載
動画や画像を好きな形で埋め込めるようになったので(複数の動画を一括でマスクしている感覚)デザインの幅はかなり広がります。
インスタントプロジェクトの中に分割画面が入っています。
Ctrlキーを押しながらタイムラインのソースにドラッグ&ドロップして入れ替えます。タイムラインでクリップを選択後、プレビュー画面上でサイズの変更や移動をすると、枠の中で動いてくれています。便利!
Ultimateには「分割画面テンプレートクリエーター」が搭載されていて、自分で分割画面を作成することが可能です。直線、曲線、四角、三角、星形、ハートなどの形が使うことができます。
はめ込むとこんな感じですね。
③360度カメラ、アクションカメラ系の進化が良い
360度映像のプレビュー時、VRゴーグルをつけている感覚でプレビューができるので、オーバーレイや文字のズレがどうなのか、なども確認ができます。これもよくつけてくれました。これはですね画像では全然伝わらないんですね。。プレビュー画面とか録画したものを今度またアップできたらと思います。
総評
やりたいことがスッとできるバージョンに
今回のバージョンアップで、今までちょっと煩わしかった作業もかなり捗る用になります。これは手放せなくなるバージョンですね。
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