◆機能比較
各項目については表の下をみてみてください。(カタカナいっぱいでごめんなさい><)
よくわからない場合はランキングだけでも参考になるかも?w
項目 |
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Painter |
Painter Essentials |
Photoshop CC |
Photoshop Elements |
PaintShop Pro |
CLIP STUDIO PAINT PRO |
Windows 対応 |
Windows 98 Windows 2000/
XP/Vista/7/8/10 |
7/ 8.1/ 10 |
7/ 8.1/10 |
7/ 8.1/10 |
7/ 8/ 10 |
7/ 8/ 8.1/ 10 |
XP、Vista、7、8、10(XPとVistaの64bitはNG) |
Mac 対応 |
X
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10.9/10.10
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10.9/10.10
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10.9/10.10
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10.9/10.10
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X
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10.6.7-10.11 |
64bit 対応 |
互換
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◎
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◎
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O
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ブラシの種類 |
13
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700+α
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42+α
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O
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ブラシの角度認識 |
X
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O
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△
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ピクチャーチューブ |
X
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37+α
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|
X
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手ぶれ補正 |
O
|
O
|
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△
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O
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ブレンドブラシ |
X
|
◎
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|
O
|
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|
O
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マスク機能 |
O
|
O
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|
◎
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|
O
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クリッピングマスク |
O
|
X
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◎
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|
|
◎
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透明部分の保護 |
O
|
O
|
|
O
|
|
|
O
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レイヤー |
O
|
◎
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|
◎
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|
O
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キャンバスの回転 |
O
|
O
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|
O
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O
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キャンバスの左右反転 |
O
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O
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O
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O
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合成機能 |
X
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X
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◎
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△
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3点パース定規 |
X
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X
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パス |
X
|
△
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O
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|
|
O
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グラデーション |
X
|
O
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O
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|
|
O
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図形(丸や四角) |
X
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O
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O
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|
O
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テキスト入力 |
X
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O
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|
O
|
|
|
O
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自動ペインティング |
X
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O
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フィルター |
X
|
O
|
|
O
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【対応OS】
WindowsまたはMacなど、対応できるパソコンのOS(オペレーティングシステム)はある程度絞られてきます。ソフトウェアが対応しているOSでないとまず動かないと思ってください。動く場合もありますが、エラーなどの不具合が起きてもサポート外になります。
【ブラシの種類】
選べる絵筆の数です。ペンのようなものからソフトによっては油絵のようなもの、水彩筆のようなものも選ぶことができます。
【ブラシの角度認識】
Wacom社がだしているペンタブレットの「角度認識」を利用した描画(鉛筆やスプレーやスタンプなど様々)ができるかどうか。Photoshopだとブレンドツールで使えます。
【ピクチャーチューブ】
ブラシでも特殊なブラシで、プリクラでいうデコレーションの筆のようなものです。
【手ぶれ補正】
ペンタブレットは「デジタイザー」という磁気で入力をしているため、実際はぷるぷると小さく震えてしまうのですが、この手ぶれ補正機能を使うと、ある程度スムーズに線を書くことが可能になります。
【ブレンドブラシ】
色を画面上で混ぜるときに便利なブラシで、影を混ぜたり、雲を描くときに便利です。
【マスク】
水着をきて日焼けをすると、水着の部分は色が変わっていませんよね?このように、部分的に保護する「色が変わらないようにする」機能をマスクといいます。(絵を書いたことがある人は「マスキングテープ」でイメージが掴めるかも)
お絵かきソフトだとこのマスクをすることで、一旦肌を塗ってマスクを作っておけば、はみ出すように塗ったとしても、そのマスクからははみ出しません。
【クリッピングマスク】
上のマスクをつくって、それをフォルダーにまとめておくと、1つしかマスクは作ってないのに、フォルダ上の画像全部に適用になっている機能で、影を塗るときなどに便利な機能です。使わない人は使わない機能です。
【透明部分の保護】
カンタンなマスクのような事ができます。
【レイヤーモード】
そもそもレイヤーとは、何枚も画像を重ねられる機能で、例えば山、川、木とバラバラに描いておけば、あとで「山だけ書きなおす」「全体の位置を調整する」などの作業が楽だったりします。このレイヤーモードというのは、その重ね方。「色が重なっているように表示する」「光ってるように表示する」などいろんな重ね方があります。
【レイヤーフォルダ】
レイヤーを何枚も作ると、ごちゃごちゃしてみにくかったりします。フォルダを作って整理しておくと、選びやすかったり、編集しやすいです。
【キャンバス回転】
書きやすい角度に絵を回転させて描ける機能です。
【キャンパス左右反転】
反転させると、意外と絵が崩れていたりします。チェックに使ったり、書きやすい方向で描いたものを反転させてもよいでしょう。
【合成機能】
画像の合成機能があるかどうかです。基本的にレイヤーと選択範囲機能があれば一応できるのですが、写真加工ソフトのほうが切り抜きが便利だったり、背景を透明にする機能が高機能で楽だったりします。写真ではなくイラストでも使えます。
【パス】
直線や曲線を描く機能です。Paintshopなどではそれから選択範囲を作ることも出来ます。
【グラデーション】
色を2色指定して、バケツを流すとその二色の移り変わりを表現しながら着色できる機能です。
【図形描画】
丸や四角を描く機能です。
【テキスト入力】
文字入力ができるかどうかです。 Painter Essentialsにも文字入力機能がありますが、少し弱いです。
【自動ペインティング】
写真や画像を元に、ソフトが自動で書いていく機能です。アニメ調に書いた上で、油絵調に変えてみるなど、そういう使い方も出来ます。
【フィルター】
画像に対しての効果ですね。
◆項目別・勝手にランキング
●線画系ブラシの綺麗さ(ブレ補正)
1位:SAI、Painter Essentials、Painter、Clipstudio Paint Pro
5位:Photoshop
6位:Photoshop、PaintshopPro
上位4位までのソフトは手ぶれ補正が効くので結構綺麗です。Photoshop シリーズとPaintshop Proは写真加工ソフトなので、上位ソフトに比べると線画系ブラシでの描画があまり綺麗ではありません。
またPainter系統は「ブラシトラッキング」をした場合はより筆圧にあった線画が引けるので、強弱をつけた、マンガチックな線はより得意なのではと感じました。
●動作の軽快さ
(64bitの場合)
1位:Photoshop CC
2位:SAI
3位:Painter 2016
4位:Photoshop Elements
5位:Painshop Pro
6位:Painter Essentilas5
7位:Clipstudio Paint Pro
軽快さはパソコンのスペックによって評価がかなり変動しますが、SAIはアニメチックなイラストの作画に特化し、軽量化が図られているのか、他ソフトに比べても低スペックなパソコンでも軽快に動くのが特徴的です。ただし、ブレンドブラシ(指先ツール)がない、文字入力はプラグインを入れなければならないなど面倒なこともあるので、別ソフトで機能を補完しなければなりません。
その点PaintshopやPhotoshopはある程度のフィルター効果、文字入れなどもできるため、ひとつのソフトで完結するところが魅力的です。
Painterなどはレイヤーを多様しなければある程度軽く軽快に動いてくれます。64bitならある程度の作業が流せるので、レイヤーを多用してもCPUやメモリを駆使できるので動きが楽になります。
●機能の多さ(ブラシ以外、フィルターや定規など)
1位:Painter 2016/ Clipstudio Paint Pro
3位:Photoshop CC
4位:PaintShop Pro
5位:Photoshop Elements
6位:Painter Essentials

7位:SAI
Clip Studio Paint Proは元々漫画用のソフト「ComicStudio」というソフトがあり、それを新しいパソコンプログラム用に作りなおしたものです。集中線を描くための定規なども豊富ですし、3Dの人形も入っていて、好きなポーズにして、好きな角度に動かせます。また、EXモデルだとページ管理機能が付いてくるので、マンガを描くのにとても便利です。
Painterにもパース定規があったり、万華鏡ツールなど様々な機能があるため便利に使うことができます。
PaintShopはフィルターも豊富、ラスタデータとベクタデータの両方が扱えるソフトです。Photoshop用のプラグインもある程度使えますよ。
●ブラシの多さ
1位:
Painter 2016
2位:Painter Essentials

3位:Photoshop CC
4位:Clip Studio Paint Pro
5位:PaintShop Pro
6位:Photoshop Elements
7位:SAI
Painter 2016はカスタマイズ性能に富んだ700種類以上のブラシが搭載されています。ペンタブレットの性能を最大限に活かした表現力はダントツで、2位もPainterシリーズのEssentialsで100種類。さすがです。
ピクチャーチューブ(これはpaintshopでの呼称で、Painterだとイメージホースとパターンペン)を抜きに計算してもPainterは筆が多いです。漫画のような線画がひけるペン、水彩ブラシ、油彩ブラシ、混色も。
Paintshopも近年は増えていませんが油彩系ブラシなども搭載されていて、数が多いです。
Clipstudioも新しいソフトだけあってデジ絵水彩系のブラシなども搭載されています。
●価格の安さ
1位:SAI
2位:Painter Essentials

3位:Clip Studio Paint Pro
4位:PaintShop Pro
5位:Photoshop Elements
6位:
Painter 2016
7位:Photoshop CC
やはりSAIが安いですね。5250円です。
ただし、ネットでしか購入できないのでそういった意味ではちょっと面倒ですね。
ペンタブレットを持っていない人なら、ペンタブレットとお絵かきソフトのセットもあります。(後述)バラバラに買うよりセットでかったほうがかなりお得です。
各ソフト無料体験版があります。是非体験して判断してください。
また、ひとつのソフトで全部しなければならないというものでもありません。
使いやすい部分を組み合わせて使い、効率よく作品を仕上げるのも、テクニックの一つですよ。
◆ソフト別感想
ソフトウェアのリンクをご紹介します。ぜひ参考にしてください。
◆Painter Essentials4
(amazon 通常:約7100円、特別優待:約6000円、学割:約6000円
プロも使っているPainterの初心者向け版。Painterシリーズは一番ワコムタブレットとの相性がいいです。intuosだとブラシの角度認識してスプレーも可能。(ワコム認定)
http://www.corel.jp/painteressentials/
http://dic.nicovideo.jp/a/painter essentials
http://www13.atwiki.jp/digimax/pages/37.html
http://www.nicovideo.jp/watch/nm7596554
http://www.youtube.com/watch?v=7pWNbVVgHLw
http://ascii.jp/elem/000/000/088/88568/
G (安い、筆が95種類で漫画、水彩画、油絵も得意。ぶれ補正も強い、画面の回転が可能)
B (文字が入れにくい、書籍が無いに等しい。)
◆Photoshop Elements
(amazon 通常:約13000円、特別優待:約9000円、学割:約6500円
プロも使っているPhotoshopの廉価版
http://www.adobe.com/jp/products/photoshopel/
http://www004.upp.so-net.ne.jp/andona/cgmaking3/cgtoppage.htm
G (文字を入れやすい。・写真の加工ができ、同様の加工をイラストに可能。)
B (ぶれ補正機能が弱い。画面の回転ができない。パスができない。クイックマスクモードが無い。)
◆Paint Shop Pro
(amazon 通常:約9800円、特別優待:約8000円、学割:約6500円
windows定番の画像編集ソフト。PhotoshopElementsより高機能で安いのが特徴。
http://www.corel.jp/paintshoppro/
http://www28.atwiki.jp/paintshop/
http://ruri.velvet.jp/cg/cgtitle.html
http://reed.arrow.jp/m/m_top.htm
G (クイックマスクモード、パスやマスクもできる。容量が軽い。油絵ブラシがついている)
B (ぶれ補正機能が弱い。イラスト関係書籍が最近出ていない。)
◆Clip Studio Paint Pro
(約7700円、EX:約29000円
元々漫画系のソフトを作っていた「セルシス」が販売しているお絵かきソフト。EXだとページの機能などが追加されます。ブラシはPhotoshopのブラシが高機能になったイメージ。Painterほどの自然さはありません。(前作のソフトウェアがmac版が作れない、64bit版が作れない→じゃあ作りなおしてしまえ、となったもよう。)
G (価格の割りに機能が豊富。パース定規や3Dの人形が入っているので書きやすい、画面の回転が可能。トーンがはれる。EXならページ物のマンガがかける)
B (機能が多すぎてごちゃごちゃしてる感が否めない。重くなりやすい。)
◆SAI
(5250円
開発者一人のソフトウェア。某巨大掲示板で「無料で使えるソフト」という触れ込みで人気に。Windows7や8、Macには対応していません。
G(動作が軽い。線が綺麗。水彩ちっくなものも書ける)
B(指先ツール、グラデーション、文字入力機能がない。Windows7、8、Macでは使えない。)
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◆ペンタブレット持ってないという人は◆
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ペンタブレットとはパソコンで絵を描く際によく使われている、ペンと板がセットになっているデバイスです。
発売している会社はいくつかありますが、有名なのは「Wacom(ワコム)」と「Princeton(プリンストン)」です。殆どのソフトウェアはWacomのペンタブレットを想定して作られていますので、Wacom製を買うのが無難ですし、Princetonのタブレットの殆どはペンに単4乾電池を入れなければならず、面倒です。
2015年11月現在、Wacomが販売しているのは3シリーズです。
- Intuos…安い。
- Intuos Pro…プロ向けに使いやすいが高い。
- Cintiq…モニターに直接かける。すごい高い。
【Intuosシリーズ】
初心者向けの低価格帯として1万円前後で購入できるシリーズ。
とりあえず始めてみたい方にオススメ。
製品名 | サイズ | 色 | 型番 | ソフトウェア |
Intuos Draw |
S |
□ホワイト |
CTL-490/W0 |
ArtRage Lite |
■ミントブルー |
CTL-490/B0 |
Intuos Art |
S |
■ブラック |
CTH-490/K0 |
Painter Essentials5 |
■ミントブルー |
CTH-490/B0 |
M |
■ブラック |
CTH-690/K0 |
■ミントブルー |
CTH-690/B0 |
Intuos Comic |
S |
■ブラック |
CTH-490/K1 |
Clipstudio Paint Pro2年間ライセンス |
■ミントブルー |
CTH-490/B1 |
M |
■ブラック |
CTH-690/K1 |
■ミントブルー |
CTH-690/B1 |
Intuos Photo |
S |
■ブラック |
CTH-490/K2 |
・Corel PaintShop Pro X8(Win)
・Corel AfterShot Pro 2 (Win/Mac)
・Macphun Pro package(Mac)
(Tonality Pro、Intensity Pro、
Snapheal Pro(日本語非対応)
Noiseless Pro(日本語非対応)) |
※ソフトウェアはユーザー登録後、ダウンロードする必要があります。
2年間ライセンスとは、2年間たつと使えなくなるという意味です。
【Intuos Proシリーズ】
プロも使う、イラスト用タブレットの最高級品といっても過言ではありません。ペンがタブレットに触れただけで線が描画できる1g描画機能や、筆の角度を認識したり(PhotoshopCCもしくはPainter、Painter Essentialsでないと使えない)表現力も広がります。本格的にイラストを楽しみたい方にオススメ
製品名 | サイズ目安 | 参考情報 |
Small(PTH-451/K1) |
A6 |
2万円前後で入手可能。
テーブルサイズが小さい人なども
|
Medium(PTH-651/K1) |
A5 |
スタンダードなサイズ。
モニターが15~22インチぐらいなら
|
Special Edition(PTH-651/S1) |
A5 |
Mediamの色違い
機能面での違いなどは全くない
|
Large(PTH-851/K1) |
A4 |
少し大きめ。
デュアルモニターなどにはいいかも
|
(K0までは付属ソフトがありましたが、K1というバージョンから付属しなくなりました。)
【Cintiq シリーズ / Cintiq Companion シリーズ】
モニターに直接描けるタイプ。大きいサイズは置く場所もかなりとるのでなんとも。最近はWindowsOSやAndroidOSが同梱されている夢のようなものも出ている。
Cintiqシリーズ。。。13HD、22HD、24HD、27QHDの4種類。
Cintiq Companion シリーズ。。。Cinteq Companion、Cinteq Companion 2、Cintiq Hybridの三種類
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2011年10月26日00時45分16秒 投稿
2013年06月05日 編集
2015年05月14日 編集
2015年11月25日 編集
2019年01月22日 編集
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