【スマートレンダリングとは】
一部の動画編集ソフトに搭載されている機能。
・動画を一定時間切り出したい
・失敗した箇所をただカットして消したい
・同じカメラで撮影した動画をくっつけたい
というときに使える機能で、変更箇所のみを変換することで映像の劣化を最小限に抑え、余計な変換を行わないため出力時間の短縮にもなります。ただし、一応エンコーダーを通しているので、元データは元データで保存しておいても良いと思います。
【条件】
・別形式に保存できない。MP4ならMP4になる。
・文字やオーバーレイ、トランジションをつけると、その部分だけ変換される。
・ソフトウェアによって対応しているファイル形式にばらつきがある。
有名なソフトウェアでは
・TMGEnc Smart Render
・Corel VideoStudio
・CyberLink PowerDirector・Premiere Proなどが対応しています。
ここでは、一般ユーザー向けの動画編集ソフト「Corel VideoStudio」に搭載されている「MPEGオプティマイザ」をつかってご紹介します。
MPEGオプティマイザ
こちらがMPEGオプティマイザになります。
(クリックすると大きくなります)
カッティングをしたあとに[完了]ワークスペースをクリックします。
中心に縦に表示される出力タイプから一番上の[コンピューター]を選択します。すると、画面右側に[MPEGオプティマイザ]のアイコンが表示されるのでクリックします。

◆この緑色のものは「変換しない部分」です。赤くなっている箇所が「変換する部分」です。先述したように、テキストが載っていたり、トランジションがあったり、別形式の動画があると、割合の少ない方の動画が割合の多い方の形式に変換された上でスマートレンダリングされます。とてもわかり易いですね。
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